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仕事の話

最近太った気がしてならないナカムラです。
あ、秋だからね!

今展示替えをしています。
今度の展覧会は自分の担当です。
他の館のことはよく知らないけど、
うちは、1展覧会1担当学芸員です。
(3人しかいないしね)

自分の担当展覧会の展示替えの時って、
私は結構精神的に不安定になります。
いや、なんか、この時に向かって1年以上粛々と準備をしてきたんだけど
間違えたこと書いたらどうしようとか
飾ってみたら今イチだったらどうしようとか
お客さんに金返せって言われたらどうしようとか
マイナス思考ネ。
実際、初日は関係者とかマスコミとか来るからにぎわうけど、
その後の平日はがくっと入場者数減って展示室閑散とするし。
私はビビリなので、担当展のときは展覧会名でかなりググって感想を見てしまうんだけど
そう言うときにたとえお世辞でも「結構良かった」なんて書いてくれるブログを見ると
なんだかんだで安心します。
何言われても揺るがないくらい展覧会のすべてのパーツを精査し
完璧に作り上げていれば、こういう心配はしないんだろうけど、
やっぱ分かんないこともあるし、思い通りにいかなかったこともあるしねえ。

でも、なんか言ってもらえるだけで幸せなんですよ。
時には、展覧会名でググっても、感想なんか1件も出てこないときありますからね。

あと、悔しいなあって思うのが、
うちでやった時は全然世間が無反応だったのに、
同じ展覧会を東京にまわしたらやんややんやの大盛況だったりした場合。
夏前にやった展覧会がそれで、上司が担当でかなり苦労していたのですが、
あんまり人が入らなくて。本邦初公開に近いすごい展覧会だったんですが。
その企画を東京の美術館に売ったのですね。(よくあることです)
そしたら朝日新聞夕刊の水曜アートで見開きカラーで紹介されましたよ。
ググってみたら、「とてもよい展覧会を見た。説明パネルも分かりやすく、
このような企画力を持つ○○美術館(東京の方ね)の学芸員はなかなかすごい」
みたいな感想見つけちゃって。
いや、そのパネルの原稿書いたの上司だし、パネル作ったの私ですから!
嬉しいんですけどね。でもね、って言う。

今の展覧会飽和な状況は、私はどうにかした方がいい派です。
だって、私は日本人の中でかなり展覧会を見ている方に分類されると思うけど、
それでも日本で1年に開かれる見るべき展覧会の何十分の1も見れていないわけで。
マスコミ頼りの企画運営から脱却しなきゃなあ…。

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2008年11月04日 21:01に投稿されたエントリーのページです。

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