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May 05, 2005

ものすごく集中して見てしまいました

というわけで、行ってきました伊豆の国市(旧韮山町)。

■トントンギコギコ図工の時間

まあホントに図工ドキュメンタリーで。
ひたすら図工。
のこぎりとか金づちとか糸のことか、上手に使っていましたよ。
いや、びっくりしたのが、まずは小学生たちの技術レベルが高いこと!
ものすごくきれいに糸のこで円を切ったり、ヤスリをかけてつるつるにしたり、
かんなやノミもガンガン使ってて、すごいなあと。
この先生のもとで6年間鍛え上げられるとこんなにうまくなるのかと。
技術が高くなると、表現の幅も当然広がるわけで。

それから、先生のテーマ設定の秀逸さ!
版画のテーマが「風神・雷神」とかもう!
創造と模倣とがものすごくいいバランスのテーマだなと。
見習いたいと思いました。
大枠だけ作ってあげて、後は彼らが作りたいものを引き出してあげればいいんだよね、図工の先生って。

■花のこえ(監督が後輩の映画)
舞台が、監督の女の子が過ごした分校ってことで、プライベートな思い出映像か、
映画作品になるかとても微妙なテーマだなあと見ながら思いました。
ただ、彼女が先生や子どもたち、また分校の全てを愛していて、
ここでこの子どもたちと同じように、とても濃密で大切な時間を過ごしたんだなということは
すごく伝わってきました。
植物の研究は、ホントすごい!
きっと文科省のやりたかった総合学習ってこういうのだろうね。

2本を通じて感じたことは、「この子たちはわかってる」ってことと、
「やっぱりまわりの大人次第」ってことで、
なんか、子どもの都合を大事にできないと教育はダメだなあと。
どちらの映画も、同じ先生がずっと同じ児童を1年から6年まで見てるわけですよ。
だからこそわかることもあり、できることもあり。
でも現実はさー、異動しちゃうじゃんね、先生。
新人だったり、ベテランだったりするし。
とにかく、先生に見てもらいたいですよ、どっちも。


映画見た後は、23歳3人で蛭ヶ小島で戯れました。
頼朝と政子像に上ったり。(23歳社会人)

投稿者 nmaki : May 5, 2005 09:25 PM

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コメント

phentermine - phentermine
You have a deep interest in all that is artistic.

投稿者 phentermine : August 9, 2006 06:01 AM

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