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August 18, 2006

マンガ喫茶が与えてくれたもの

ク−ラーを使わ(え)ない主義のみなさま、
今日の寝覚めは最悪でしたね。

私はハードコンタクトをしているのですが、
他の人は知りませんが、一日仕事をして夜になると
だいぶコンタクトが疲れてきます。
特に今日は終業後2時間本(マンガだが)を読んだので、
帰りは景色にぼかしフィルタがかかってました。

そうすっと、なんか、きれいなんだよなあ、光が。
いろんな色のにじんだ光が、自転車の速度で流れてくの、きれいなんだよなあ。
今、私が感じた「きれいさ」を絵でも写真でも詩でも
何でもいいから、他の人にも伝わる形で残しておけたらいいのになあ。

思うに。西洋美術史的かもしれませんが、
創作の原点とは↑こういうことだと思うのです。
で、何度か書いていますが、私が今の仕事をしているのは、
自分が感動するものを自分より巧く作ってくれる人を応援したいからなのです。
そう、私は、作る素地を持っていながら、それを伸ばさなかった人間です。
そのことはとっくにあきらめがついているのですが、
それでもたまに、育てなかった創作の萌芽が、
いつまでたっても芽のまま、どこからかひょっこりと顔を覗かせ
私は自分に対する罪悪感に苛まれます。

伸ばすことが、できたのではないかと。

時間をかければ、「思ったものを思った通りに作れる手」を得られたのではないかと。

見方を変えれば、私の夢は、嫉妬と羨望から始まっている訳で
故に、私の芸術へのアプローチは、純粋なもの作りの人の「それ」とも、
純粋に鑑賞・研究の人の「それ」とも
相容れないことを恥じたりするのですが
だからと言って、結局道を一つ決めて
そのための身体を鍛錬するような気概がないことはわかっているので
まあ、今まで通り微妙に論理的で微妙にアーティスティックでいいじゃん、
事務ももの作りも微妙に出来るからいいじゃん、と
自分を納得させています。

というようなことを、こんなところに書くことでしか
吐露できないのは、性格とは言えかっこわるいなあ。

つらいけど、誰もいないのだ。

そうそう、よく「見た目が若い」って言われるんですけど
(なぜか20代になってから)
若さはストレスフリーから!
ストレスフリーは、「自分の悩みや苦労は、世界中の人が抱えるストレスの中で
最も軽い部類だ」と考えることから始まるよ!
だって、次の食事がいつになるか分からない訳でも、
失敗したら億の単位が吹き飛ぶ仕事抱えてる訳でも、
首切る社員を選ぶ訳でも、
いつ自分の家に爆弾が落ちてくるか分からない訳でもないんだから
全然大丈夫だよ!

投稿者 nmaki : August 18, 2006 08:52 PM

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