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February 15, 2007

maroさんと音楽会に行ったの

さっき前衛音楽を聴いてきて
今クラシックを聴いていて
その間に自分の芸術観等についてぐるぐる考えた訳です。
いつも、「どういう○○が好き?」(○○に入る言葉は絵とか音楽とか映画とか漫画とか)
と聞かれるたびに答えに窮していて、
本当は自分は芸術が好きではないんだろうかなどと思ったこともあるのですが、
私にとっての芸術鑑賞というのはストレス解消なので、
好きな○○はその時自分が必要とするものによって違いますということのようです。

歯医者にいるときはピアノやバイオリンの美しいメロディいいなあと思うけど、
寝る前のまどろみの時間は低い太鼓の音がいいし、
考え事をするには胸がざわつくような前衛音楽がいいと思います。
気分がいいはジャズやボサノヴァが聞きたくなるし、
絵を描くときは人の声が入っている音楽がいいです。

視覚芸術については役割分担がもっとはっきりしていて
心地よくなりたい…絵画的な
泣きたい…漫画的な
自分の暗部と向き合う…映画的な
的なってのは、写真とかは絵画的な効果のときと
映画的な効果のときがあったりするので。

こういうのってすごく美学的な感じ方だと思うのですよ。
なので、美術史を基本とする学芸員に向いてないんじゃないかと思うんです、私。
美術史は、鑑賞者(自分)のことなんて考えないし。

まあなんか、私はあんまりクラシック音楽が必要な人間じゃないなというわけですね。
でもホントに歯医者で聴くクラシックは最高です。

投稿者 nmaki : 11:48 PM | コメント (0)