出会いを楽しむ

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掛川現代アート茶会 会記
すごーく珍しく日曜日の休みをとって、ひとり掛川に遊びに行きました。
写真にあります、現代アート茶会てーのに行ってきたのです。
企画内容については、プロデューサーの山口裕美さんのサイトをご覧ください。
http://www.so-net.ne.jp/tokyotrash/produce/11kakegawa.html
(説明するのが面倒らしい)
ぜいたくでした。
世界の名和さんの新作を間近で独占鑑賞ですよ。
しかも、本人そこにいるし。
ごはんもおいしかった!
主催の掛川の皆さんの想い、公立館の二の丸美術館の協力、
作品の力、プロデュースセンス、
すべてが奇跡的に絡まって生まれている企画です。
少人数しか楽しめないのが難点ですが、
来年も開催するそうなので、興味ある方は覚えておいてください!
(初心者OKなお茶会です。お茶か現代アートのどちらかに興味があった方がいいと思いますが。そりゃそーだ)

ステキだ
と思ったこと。
名和さんの新作は風呂先屏風だったのですが、
茶席の正客が地元のお茶の先生だったので
すごくスタンダードに「屏風には何が描いてあるのですか?」と質問をされて
それに対して山口さんが「『何を描いてあるか』答えがないのが現代アートです」と言った文脈の受け答えをされました。(うろ覚え)
お茶席というものは、作品(お道具)について聞かなければいけない、
感想を言わなければいけない場なので
正客の先生がスタンダードにいろいろ質問をされ
それに対して、決してスタンダードではない答えが返ってくるこの茶席は
まさに一期一会の、本来の意味での総合芸術だなあと思いました。

隣に座られた、静岡市内で事務所を持ってらっしゃる建築士さんと仲よくなりました。
ああ、なんか私は、現代美術について話す場を求めていたんだなあと思いました。

茶会前には、資生堂アートハウスにも行きました。
展示は、資生堂で長くアートディレクターを勤められていた山名文夫さん。
アール・ヌーボーで繊細な線画に、少女漫画の原形を見ました。
立体感(なまめかしさ)のないところ、
デコラティブだけど表情をつけない瞳の表現、
これって少女漫画の描き方だよね。

でもさ、実感したよ。
やっぱ、土日に動かないと出会いはないんだね...。

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コメント(2)

そうか!やっぱり土日に動かないと出会いはないのか!
そうか、そうか。よく覚えとこう(笑)

チャンスの数が違うのです!きっと!
でもそんなの関係ねえ!

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このページは、nmakiが2010年2月 7日 22:19に書いたブログ記事です。

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