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February 25, 2007

馬鹿にするな

これは私怨です。
おいしそうなチョコレートですね^^

明日明後日は研修なんですが、
荷物減らしたいので同じスーツで2日間いてもいいでしょうか。
教育普及の研修会なので、
教育普及について今の考えを整理してみる。
この3年、小中高といろいろな形で関わって、
どんどん大きくなってくる疑問は、
学校教育に博物館・美術館は必要とされているのだろうか?ということです。
不必要ではないと思うけど、重要視はされてないと思うんだよねー。
先生単位ではもちろんうまく生かす先生もいるけども。
だってさあ、博物館・美術館が活躍できる理科・社会・美術科目は
どんどん時間数減らされて選択科目化してるじゃん…。
それって、「興味・才能がある子だけやればいい」ってことでしょ…?
じゃあこっちも無理して「学校」と関わらなくても、
意識の高い「家庭」に直接関わって、ごく少数の子どもたちにだけ
教える場を与えた方がいいんじゃないの…?

私は、美術や音楽はすべての子どもに必要な教科だと考えています。
コミュニケーションツールとして、
感情表現の方法として、言語とは別に有効な手段だからです。

高校卒業して美術や音楽の方向に進むのは学年に何人かだろうさ。
だからって、芸術の教科が必要ない理由にはならないですよ。
だって、数学だって国文学だって、専門にする人は学年に何人かでしょう。
趣味・教養として使える分、どんな職業にでも「役に立つ」教科だと思いますがね。特に鑑賞は。

高校美術1の鑑賞目標
ア 美術作品のよさや美しさ
イ 作者の心情や意図と表現の工夫
ウ 生活や自然と美術との関連
エ 日本の美術の歴史と表現の特質
オ 映像メディア表現の特質と交流←何これ??

高校工芸1の鑑賞目標
ア 工芸作品のよさや美しさ
イ 作者の心情や意図と表現の工夫
ウ 生活の中に生かされている工芸
エ 作品に見る美意識や手づくりのよさ
オ 日本の工芸の歴史と表現の特質

一緒でええやん、美術と工芸…。
しかも、私、工芸はデザインなのかと思っていたら、
デザインは美術に出てくるんですよ。
で、工芸は「工芸」と「プロダクト」の制作があるんです。
そんな変な分け方をしているのは高校の学習指導要領だけですよ。

先生以外で学習指導要領読んでる人なんてあんまいないでしょうが、
(芸術科目は先生もあまり読んでいないだろう)
国がこれですからね。なんとかするにはどうしたらいいんでしょうかね。
明日誰かに話したいわホンマ。

投稿者 nmaki : 09:52 PM | コメント (0)